2020-02-08から1日間の記事一覧
※2009年8月12日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書は、岩波ジュニア新書から10年くらい前に出版されている。「世界史Aを学ぶ人は必読!」なんて書かれていて、中学生とか高校生向けに書かれたらしいけれど、大人が読んでも十分に面白いし、勉強になる。 だいた…
※2009年6月21日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ では、後編。オーストリア系ハプスブルク家の歴史。 スペイン系は栄華と遺伝的頽廃の話だった。自らの血の呪いにより、途絶えてしまう。 一方のオーストリア系は、血生臭い。フランス革命のギロチンに、第一次世界…
※2009年6月20日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書は新書で200ページくらいだけれど、絵画は全てカラーで掲載され、美しく切なく悲しいハプスブルク家の物語がぎっしり詰まった良書。 中身が濃いので、読書感想文(っていうか備忘録)を2回に分けて書いてみよ…
※2009年4月7日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 急に何を思い立ったか、フランス革命の本を読みたくなった。 本書は、1789年にバスチーユ牢獄が襲撃された事件から、1804年にナポレオンが皇帝に即位するまで、分かりやすく丁寧に、人物に焦点を当てて描いた良書で…
※2009年2月24日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 何とも興味を惹かれるタイトル。 本書では、物理学史とその時代時代の科学者たちの神に対する姿勢の変遷について書かれている。 科学史としての正確さや、物理学についての独自の比喩的表現に、若干の違和感を持っ…
※2008年10月14日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書は、以前読んだ、 ルポ 内部告発(感想文08-52)で登場した検察ウラ金事件の内部告発者本人が記したものである。 感想を書く前に、本書の背景について簡単に説明しておく。 著者の三井環さんは、現職の検事だ…
※2008年10月2日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 以前、組織と内部告発のことについて書いたことがあった。近年、企業の悪事が明るみになることがある。そのほとんどは内部告発によるものだ。 本書では様々な業態の民間企業、そして公的な機関である官庁でも内部…
※2008年4月11日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書は感染症を主体にして世界史を紐解くという野心的な試み。とはいえ、全ての感染症とあらゆる歴史の関連を考えるとなると、とんでもなく膨大になるので、ペスト、梅毒、結核、インフルエンザと代表的な感染症を…