40代ロスジェネの明るいブログ

2020年1月11日からリスタート

2020-02-09から1日間の記事一覧

感想文20-01:なぜ科学を学ぶのか

本屋で購入した新書。池内さんの本はこれで3冊目となる。 物理学と神(感想文09-10) 科学者と戦争(感想文16-33) 私自身は科学者ではないが、科学者と接する仕事をしている。世間の科学者に対するイメージは、常に白衣を着ているとか、偏屈な白髪の老人だ…

感想文16-33:科学者と戦争

※2016年10月11日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 著者の池内さんの本を以前、読んだことがあったなぁと思っていたら、物理学と神(感想文09-10)だった。もう7年も前かぁ。 さて、本書は以前から気になっていたことについて、非常に明瞭な道標を掲げてくれた。安…

感想文12-13:戦艦武蔵

※2012年3月3日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ ニコライ遭難(感想文12-08)に続く吉村昭さんの小説。そのタイトルのとおり戦艦武蔵が作られ、そして沈むまでの話だ。 淡々とした描写が続く。しかし、戦艦武蔵建造が当時ものすごい巨大プロジェクトだということ…

感想文12-08:ニコライ遭難

※2012年2月12日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 急に歴史小説を読んでみた。著者は吉村昭(よしむらあきら:1927-2006)さん。ちょっと調べてみたらたくさんの作品を遺している。文章は訥々としていて、描写は過激でなく淡々としているが、だからこその臨場感が…

感想文11-48:科学的とはどういう意味か

※2011年12月9日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 大学生時代にハマった作家の一人である森博嗣さんによる新書。建築学の大学教員であったことから、日々、科学と向き合ってきた著者ならではの一冊。 最近長らく森さんの小説を読んでなかったと思ったら、 研究者と…

感想文10-12:ピョートル大帝とその時代 サンクト・ペテルブルグ誕生

※2010年2月19日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 生まれて初めてロシアだけに関連する本を読んだ。 ロシアに興味を持ったきっかけは、危険な世界史(感想文10-01)だ。その感想文で、『ふむ。ロシアが面白そうだ。ロシアについてもっと知りたい。』と書いた。 も…

感想文10-01:危険な世界史

※2010年1月5日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 懲りずにこの企画を続けていきます。3年目に突入。不思議なことに読みたい本がどんどん増えていきます。 さて、名画で読み解く ハプスブルク家…

感想文09-60:国家の罠

※2009年10月1日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 05年に発表された本書。結構前から読みたいなと思っていたら、文庫化していたので購入。 図書館で借りた本と同時並行的に読んでいたので、読み始めから読み終えるまでに結構時間がかかった。 「国策捜査」という言…

感想文09-56:史的システムとしての資本主義

※2009年9月11日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ ぼくの理解力が乏しいため長いです。読む人はご注意を。 砂糖の世界史(感想文09-52)の著者である川北稔さんの翻訳。川北さんの本が面白かったので、他に本を書いていないかなと思い、辿り着いた本書。 著者であ…