40代ロスジェネの明るいブログ

2020年1月11日からリスタート

2020-02-15から1日間の記事一覧

感想文20-02:移民の経済学

私の関心は幅広いが偏っている。そして取り留めがない。集中と発散を繰り返したい。 2012年に経済学を学んでから、経済学への関心も広がっていった。○○の経済学の本にはたくさん手を出した。本書のその中の1冊と言えよう。 炎上とクチコミの経済学(感想文18…

感想文18-39:炎上とクチコミの経済学

※2018年9月27日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 人質の経済学(感想文17-24)以来の○○の経済学シリーズ。著者の山口 真一さんは1986年生まれということで、かなりお若い。まだ30代前半。 本書の最大の特徴は、豊富な統計データと上記のような手法を用いた様々な…

感想文17-24:人質の経済学

※2017年5月30日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 前からの気になって読んでみたかった本。○○の経済学というタイトルでは、「学力」の経済学(感想文16-20)以来かな。 本書の原題は『Merchants of Men』である。直訳すると人間の商人であり、もうちょっと分かりや…

感想文17-19:難民問題 イスラム圏の動揺、EUの苦悩、日本の課題

※2017年4月16のにYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ これまでさほど真剣に考えたことのなかった、難民問題。このたび、イスラエルに出張し、近年の難民問題の舞台となっているシリアが隣接しているということに気付く。本書は難民問題について考えてみる契機となった…

感想文16-20:「学力」の経済学

※2016年6月30日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 久しぶりに経済学の本。 現在、我が家の悩みの種は、長男の学校での振る舞いだ。最近、明らかになったのは、どうやら授業中に立ち歩いたりしているという衝撃の事実だ。 家ではおとなしく、聞き分けの良い長男だと…

感想文14-60:夜の経済学

※2014年12月15日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ とにかく印象的かつシンプルなタイトルに惹かれて読んでみた一冊。英語では、nightnomicsとなっている。○○ノミクスっていうのがちょっと流行りになっているかも。本書は、かの有名な「ヤバい経済学」の日本版的な…

感想文14-36:悪い奴ほど合理的 腐敗・暴力・貧困の経済学

※2014年7月8日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ ○○の経済学という本をよく見かけるようになった。これまでも存在していたけれど、私自身が経済学を学んで認識するようになったのかもしれない。 これまでに貧乏人の経済学(感想文13-05)という本を読んだことがあ…

感想文14-13:クライシス・キャラバン 紛争地における人道援助の真実

※2014年4月10日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ ”悲惨な現場”を求めるNGOの活動がアフリカで招いた不都合な真実を見て、本書を読んでみた。これまでに貧乏人の経済学(感想文13-05)などで途上国の貧困問題に関する本を読んできたが、本書はそういった本とは…

感想文13-65:「幸せ」の経済学

※2013年10月28日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ スポーツの世界は学歴社会(感想文13-48)に続く橘木さんの経済学に関する本。今度のテーマは「幸せ」。経済学は人々を幸せにすることを目的にした学問だと思っているので、興味深い。改めて幸せとは何かを考えさ…

感想文13-48:スポーツの世界は学歴社会

※2013年8月13日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 夫婦格差社会(感想文13-31)以来の橘木さんのご本。計量経済分析とスポーツという個人的には結構興味のあることについて書かれた新書。単なるデータの分析結果だけでなく、背景にある日本スポーツ黎明期(輸入初…

感想文13-39:日本の難題をかたづけよう

※2013年7月2日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書の副題に、「経済、政治、教育、社会保障、エネルギー」と示されているように日本(に限らないけれど)にはたくさんの難題がある。 難題を目の前にした時、非専門家のコメンテーターは、「的はずれな一点突破」…

感想文13-31:夫婦格差社会 二極化する結婚のかたち

※2013年5月30日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 課題解明の経済学史(感想文13-13)に続く、橘木俊詔さんの経済学に関する新書。テーマはタイトルそのままで夫婦格差について。 本書の関心は、格差のなかでも「夫婦間の格差」、すなわち高所得を得ている夫婦と低…

感想文13-25:経済学に何ができるか

※2013年4月29日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 今、経済学がホットだ。たぶん。経済学がホットになってきたその理由は、適用できる範囲が普通の人が思っている以上に広いということだ。 経済学は、人間のインセンティブを考える学問であり、つまりは人間の行動…