40代ロスジェネの明るいブログ

2020年1月11日からリスタート

2020-03-01から1日間の記事一覧

感想文20-05:SHOE DOG 靴にすべてを。

著者はフィル・ナイト(Phil Knight:1938-)。ナイキの創業者だ。本書は、カルピスをつくった男 三島海雲(感想文18-40)に続く、経営者関連本に位置づけられる、とも言える。 ナイトと同じ1938年生まれは、伊吹文明、大林宣彦、細川護熙、ジャイアント馬場…

感想文18-40:カルピスをつくった男 三島海雲

※2018年10月2日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 気骨 経営者 土光敏夫の闘い(感想文18-36)に続く、経営者に関連する本。とはいえ、本書の主人公である三島海雲(1878-1974)は経営者としてはかなり異質かもしれない。 私がカルピスのルーツに興味を覚えたのは1…

感想文18-36:気骨 経営者 土光敏夫の闘い

※2018年9月12日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 会社の成り立ちについての本を読んでみたいと思って、調べてみると行き着いた本。本書の著者は、後藤新平 日本の羅針盤となった男(感想文12-40)と同じ、中川淳一郎さん。 本書の主人公は、タイトル通り土光 敏夫…

感想文15-45:八紘一宇 日本全体を突き動かした宗教思想の正体

※2015年11月26日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 自民党の三原じゅん子参院議員が3月16日の参議院予算員会で本書のタイトルである「八紘一宇(はっこういちう)」という言葉を使ったことが当時話題になった。って言っても覚えている人は少ないかもしれない。 か…

感想文14-17:血盟団事件

※2014年4月17日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 天才と異才の日本科学史(感想文14-01)で初めて知った血盟団事件のこと。知りたいと思い、本書に辿り着いた。 高橋是清-日本のケインズ その生涯と思想(感想文13-29)で記されていたように1932~36年は暗殺政治…

感想文14-01:天才と異才の日本科学史 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡

※2014年1月16日にのYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書は、日本の科学史150年をぎゅーっと詰めこんでいる。大きな歴史の流れの中に、多数の科学者やトリビアルな事実が散りばめられている。 湯川秀基、朝永振一郎といった初期のノーベル賞受賞者から、最近の南部…

感想文13-66:量子革命 アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突

※2013年11月12日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 理解したいと何度も思いながら、何度も理解できない領域、それが量子力学。そんな量子力学の世界について、歴史的に分かりやすく(それでも難解です)描いたのが本書だ。そこから読者が読み取るのは、どんなに偉…

感想文13-43:自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来

※2013年7月9日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 静かなる大恐慌(感想文13-35)において『ドイツの人口学者グナル・ハインゾーンは、今、新興国で起きている若年人口の増加(ユース・バルジ)が、政情不安やテロ、内戦などを引き起こす原因だと指摘しています。』…

感想文13-35:静かなる大恐慌

※2013年6月24日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 今、世界の経済は揺らいでいる。日本ではちょっとした株価の乱高下に過剰に反応し、ヨーロッパの小国の財政危機が世界経済に飛び火する。 本書は私が今まで読んできた経済学の本とは少し毛色が異っている。本書の…

感想文12-40:後藤新平 日本の羅針盤となった男

※2012年9月5日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 9月の末に台湾に行くことになり、その準備のためもあって本書を読んでみた。というか、この本を読むまで、後藤新平(1857-1929)という人のことをさっぱり知らなかった。まずは、本書で気になった箇所を挙げていこ…

感想文12-10:<アラブ大変動>を読む

※2012年2月24日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 実際に何かが起きた時と、ぼくが気になって調べ出すときにいつもかなりのタイムラグがある。これもそう。 だいたいアラブの方面に行ったことないし、アラブ系の友だちもいない。せいぜい日本代表のサッカーでアジ…

感想文11-25:宇宙は何でできているのか

※2011年7月1日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 現時点で今年最も面白かった新書。物質のすべては光(感想文10-32)以来の量子力学に関係する本。最近、こういう物理の話が楽しくなってきた。 本書は分かりやすく丁寧。すごく難しい話題だけれど、これほど分かり…