40代ロスジェネの明るいブログ

2020年1月11日からリスタート

長男、受験を蹴り、サッカーボールを蹴ることを選択

2020年2月1日は、東京の私立中学受験の解禁日だ。

世間の受験生はこの日のために長い間勉強し、親はサポートし、投資している。中学受験生にとって最も重要な日である、と言っても過言ではない。

本来なら、1月26日に試合が行われるはずだったのに、雨天で順延となった。

長男は、サッカーを選ぶか受験を選ぶかの選択に迫られた。

すでに埼玉県の中学校に心が傾いていたのか、あっさりとサッカーを選び、受験を蹴る。受験もサッカーボールも両方とも蹴ることにしたのだ。

試合会場に長男が来ると、他の親たちはざわついた。そりゃそうだ。

試合は、クラブチームに辛くも勝利し、ベスト8に進むが、別のクラブチームに0-1で惜敗した。これが小学生で最後の公式戦となった。

保育園時代から7年間、サッカーを続け、受験勉強と両立しながら、ようやくスタメンを確保し、この日を迎えた。負けた瞬間に私は涙ぐんでしまった。

翌日の2月2日に午後入試を受けた。結果は合格だったが、その中学校に行くことはない。勉強を頑張ってきたという証でしかない。

みんなと中学校は別れてしまうが、一部は同じクラブチームに入ることになる。これからもサッカーを続けるのだろうか。新たな出会いが人生を変えていくかもしれない。