40代ロスジェネの明るいブログ

2020年1月11日からリスタート

2022-01-01から1年間の記事一覧

感想文22-06:少年と犬

会社の部下からお借りした小説。著者は馳星周さん。2020年に本作で直木賞を受賞とのこと。馳星周さんと言えば、新宿を舞台に描かれたバイオレンスミステリーの傑作でありデビュー作の「不夜城」のイメージだったので、驚いた。不夜城を読んだときはまだ関西…

感想文22-05:9割の社会問題はビジネスで解決できる

世の中にあるたくさんの社会問題に心を痛めている。そんなにナイーブな性格ではないのだが、自分の無力さを痛感している。今の仕事が世のため、人のために役立つよう、苦心しているが、硬直的な制度と大きな組織に挟まれ、クリティカルに世の中にインパクト…

感想文22-04:チョコレートはなぜ美味しいのか

今のところ生涯を振り返って、ほとんど良い思い出のないヴァレンタイン・デー。その頃に図書館に行ったら陳列されていて気になって読んでみたのが本書だ。 今年のヴァレンタインで、当時中2である長男が手作りクッキーをクラスの子からもらったと、LINE通話…

感想文22-03:電脳進化論―ギガ・テラ・ペタ

本書が1993年に刊行されており、約30年前の本になる。目まぐるしい勢いで発展するコンピュータサイエンスについて、30年前の時点での最前線を描いている。 著者は立花隆(1940-2021)さん、昨年お亡くなりになったが、幅広い分野に知的好奇心があり、知の巨…

感想文22-02:量子コンピュータが本当にわかる!

さっぱり知らない領域だけれど、ちょっとは勉強しておこうと思い、読んでみた一冊。タイトルのとおり本当にわかったかと言われるとかなり怪しい。とはいえ、自分の理解を深めるためにまとめておこう。 現代のコンピュータが情報を処理する仕組みをベースに、…

感想文22-01:ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア 佐々木正

起業の天才!江副浩正(感想文21-27)と同じ大西康之による著作。 本書の主人公は佐々木正(1915-2018)。ウィキペディアには、『日本の電子工学の科学者。シャープ元副社長。工学博士。「ロケット・ササキ」の異名を持つ。』とある。 同い年生まれは、ポー…

2022年新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。 3年ぶりに実家に帰り、新年を京都で迎えました。雪がちらつく寒い大晦日でした。 2021年の大きな出来事は、私の異動でして、9月から神戸に単身赴任しています。人生初の単身赴任で、家族と離れ寂しいですが、その寂しさを…