40代ロスジェネの明るいブログ

2020年1月11日からリスタート

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

感想文24-04:六人の嘘つきな大学生

こちらも会社の後輩から借りた小説。スペイン出張のお供に持って行った。 著者は浅倉秋成さん。本作は実写映画化の予定とのこと。 就活×ミステリになるだろうか。極めて計算高くロジカルに仕組まれた作品で、大変技巧的であって、私の好みだ。映画だとどう表…

感想文15-09:何者

※2015年3月27日のYahoo!ブログを再掲 ↓↓↓ 作者の朝井リョウさんは1989年生まれの小説家。超若い。朝井リョウさんの作品は初めて読む。世代が違うアラフォーおじさんの私は果たしてついていけるだろうか。 本書のテーマというか舞台は、就職活動。 同様のテー…

感想文13-61:ワタクシハ

※2013年10月16日のYahoo!ブログを再掲 ↓↓↓ 確か東京メトロの車内のテレビで広告されていた。ちょっと読んでみたいなぁと思っていて、ずいぶんと経っている。今も相変わらず就職戦線は芳しくなく、就活は精神的にも肉体的にも過酷な 良いところ(Fランでない…

感想文13-12:法と経済で読みとく雇用の世界

※2013年2月20日のYahoo!ブログを再掲 ↓↓↓ これから大事な学問は、「法」と「経済学」であると確信している。物理、化学、生物ももちろん大事。世の理(ことわり)だからね。それでも自然科学以外に何を学ぶかといえば、法と経済学が最も実用的で、社会人とし…

感想文12-54:ルポ賃金差別

※2012年9月28日のYahoo!ブログを再掲 ↓↓↓ タイトルだけで読んでみた本。賃金差別はある。確実にある。しかも能力による違いではなく、単なる雇用形態の違いによって差別がある。定年で雇用される人は、クビにならないから仕事は適当にするが、給与は高い。契…

感想文09-28:シューカツ!

※2009年5月14日のYahoo!ブログを再掲 ↓↓↓ 今年はピークは過ぎたかも知れないけれど、就活の季節だ。 GWが一つの分水嶺で、GW前に決まると一安心してゆっくりと連休を満喫できるけれど、さもなくば、気が気でない不安定な状況が続いてしまう。この時期、周り…

感想文24-03:一人称単数

ずいぶん前に読んで書いてなかった感想文。著者は村上春樹さん。日本で最も有名な小説家なのではなかろうか。 同時に私の中で感想文を書きにくい小説家第1位でもある。本書は短編集。さらに感想書けそうにない。逆に開き直って小説にも村上春樹さんにも関係…

感想文24-02:半沢直樹 アルルカンと道化師

半沢直樹シリーズの最新作。ウィキペディアによると、『半沢直樹シリーズの第5作目で、時系列的にはシリーズ第1作『オレたちバブル入行組』の前日譚にあたる。』とのこと。 ということで、登場する半沢直樹は若い。でも半沢直樹の半沢らしさ(多くのサラリー…

感想文24-01:黙示録

会社の部下からお借りした小説。文庫版で上下巻セット。 著者は池上永一さん。テンペストが有名、だけれど池上さんの小説を初めて読んだ。部隊は琉球王国、時代は18世紀初頭、舞踏家である了泉が主人公。 舞踏家とかダンサーが主役の小説を初めて読んだ。漫…

2024年新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。 今年は次男の中学受験があるので、京都の実家に戻らず東京で過ごしました。最終勤務日ギリギリまで炎上した案件の処理に関わることになってしまい、疲弊しまくって年末に突入し、1年ぶりに起動するプリンタを叩き起こし、…