40代ロスジェネの明るいブログ

2020年1月11日からリスタート

2020-02-14から1日間の記事一覧

感想文13-17:〈反〉知的独占 特許と著作権の経済学

※2013年3月13日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書は1年以上前に読んでいたけれど、感想文としてまとめてなかった。その理由は、ちゃんとまとめるには非常に労力が必要となるだろうし、本書を読んでからの自分の立ち位置を決めることがうまくできなかったから…

感想文13-13:課題解明の経済学史

※2013年2月21日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 今年度から経済学を学び、効用、需要と供給、価格、量、財、コースの定理、シュタッケルベルグ競争などなど多くの用語を学んだ。とはいえ、様々な経済学のツールや考え方の歴史や背景が分からない。 もうちょっと…

感想文13-05:貧乏人の経済学 もういちど貧困問題を根っこから考える

※2013年1月31日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 2010年読書感想文のまとめとランキングを振り返ると、貧困について考えていた時期があった。今思うと、何となく日本全体が暗い感じだった。今もそんなには変わっていないんだろうけれど。 経済学というぼくにとっ…

感想文13-03:人体部品ビジネス―「臓器」商品化時代の現実

※2013年1月28日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 授業で臓器移植についてレポートを書き、経済学の観点から臓器売買禁止の撤廃を結論として示したけれど、本当にそれでいいのか逡巡している。サンデルさんのそれをお金で買いますか(感想文12-78)を読んだせいも…

感想文12-78:それをお金で買いますか

※2012年12月10日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ これからの「正義」の話をしよう(感想文10-67)で有名になったマイケル・サンデルさんのご本。今回は、お金で買うことの倫理問題がテーマになっている。 最近、ぼくは、経済学を勉強した(勉強させられた)せい…

感想文12-68:障害者の経済学

※2012年11月8日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ これまでの30数年の人生で全く障害者問題について考えたことがなかった。かろうじて関連すると言えば、ずいぶん前に仕事で特殊教育学校を訪問したことがあるくらいだ。 前置きを既にしているけれど、もうちょっと…

感想文12-57:ルーズヴェルト・ゲーム

※2012年10月12日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 下町ロケット(感想文11-59)以来の池井戸潤さんの小説。 本書は、社会人野球がテーマ。 アマチュア以上プロ未満。かろうじて会社の広告塔としての存在意義にしがみつき、必死に野球を続けている。厳しいが、それ…

感想文11-59:下町ロケット

※2011年12月29日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 会社の方にお借りした小説。第145回(2011年上半期)直木賞受賞作品とのこと。 すっきりとして分かりやすくハッピーなお話。下町の中小企業がロケットを飛ばすプロジェクトの根幹に関わるというだけで胸が熱くな…

感想文11-20:超ヤバい経済学

※2011年6月9日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 前書のヤバい経済学は、この読書感想文企画を始める前に読んだことがあってとっても面白かった。相撲には八百長(正確には勝ち星の貸し借り)があることがデータでははっきりしているときっぱりと断言していたのが…

感想文10-67:これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学

※2010年9月7日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ ハーバード白熱教室で有名になったマイケル・サンデルの著作。サンデルは政治哲学者であり、政治評論家しか見かけない日本では新鮮に映るのだろう。 だからこそ、あれだけNHKの硬い番組が好評を博したのだと思う。…

感想文10-22:貧困を救うのは、社会保障政策か、ベーシック・インカムか

※2010年3月19日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ ぼくが貧困を国内問題として認識するようになったのは、つい最近のことのように思う。池袋定点観測小説である、池袋ウエストゲートパークでは、たびたび格差社会について取り上げられるようになった。 とはいえ、…

感想文09-67:経済ってそういうことだったのか会議

※2009年10月26日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書は、後に経済財政政策担当大臣や金融担当大臣となる竹中平蔵と「だんご3きょうだい」の作詞とイラストでも有名なメディアクリエーターの佐藤雅彦の対談が載せられている。 本書は2002年に発売され、当時は日…

感想文09-54:ムハマド・ユヌス自伝 貧困なき世界をめざす銀行家

※2009年8月25日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 以前読んだグラミンフォンという奇跡(感想文09-50)に引き続き、マイクロクレジット関係の本。 マイクロクレジットの創始者であるムハマド・ユヌスの自伝。これまでの銀行とは全く反対の業務を行うグラミン銀行を…

感想文09-50:グラミンフォンという奇跡 「つながり」から始まるグローバル経済の大転換

※2009年8月7日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ この世でいちばん大事な「カネ」の話(感想文09-46)で登場した「マイクロクレジット」に関係して辿り着いた本。 舞台はバングラディッシュ。 そもそもバングラディッシュに行ったことのある人は少ないだろう。ぼく…

感想文09-46:この世でいちばん大事な「カネ」の話

※2009年7月23日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ そういえば去年は経済に関する本を意識的に読むようにした。とはいえ、どれを読んでも何となく分かったような気になるだけで、実感の伴わない空疎さを感じていた。 本書は有名マンガ家である西原理恵子さんが、カ…

感想文09-19:さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白

※2009年3月30日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 著者の高橋洋一は、財務省の元官僚である。 本書では、小泉政権下に起きた郵政民営化の全体像が、実働部隊にいた著者の視点から生々しく記されている。 郵政民営化は、05年9月の解散総選挙で、民意を得て、達成さ…